Thursday, January 25, 2007

地球の上に生きる

著者・・・アリシア・ベイ=ローレル
出版社・・・草思社

 60年代のアメリカのヒッピー・ムーブメントの香り色濃い本。

 イラストがすてき~♪ 文章はすべて手書き。原本の雰囲気をいかしたのには、頭がさがる。
 内容は、小屋の作り方、野外料理、手縫いするおさいほう、染物、農作業、びんづめと乾燥食品をつくろう等文明の利器にあんまりたよらないでできる知恵がいっぱい。トライできそうなのとそうでないの(アメリカの草を使うものとかはムリ)があるけど、読んでいて楽しくなる。

 昔のともだちは古タイヤでサンダルつくってたな~。
 私は手縫いでスカートや貫頭衣を作ってはいてたな~。
 今のともだちは、この本の中にかいてあるのに近いパン種を作ってパンを焼いているな~。

 この本を読まなくても、この本に書いてあるようなことは一部だれでもやっているはず。この本を読むとそういう自分で工夫することの楽しさを再認識できる気がする。
 
 

Monday, January 22, 2007

ハウ・キャナイ・ヘルプ?

著者・・・ラム・ダス+P・ゴーマン
出版社・・・平河出版社

 「どうやったら助けられるだろう?」
友人、職場の同僚、家族、患者、クライアント等自分と関わる人々が苦しんでいるとき、そう思ったことはないだろうか?

 私は重度重複障害の方を介助する仕事をしはじめたとき、すぐにこちらの無力を思い知らされた。リハビリもマッサージも彼や彼女の状態を良くする事はできない。発作、誤嚥、急な発熱は頻発し彼らを苦しめる。
 最初のうちは何とか少しでも良くしたいと思うのだが、そのうちにだんだんわかってきたことは、「自分の力で良くしたいなどと思ってもだめだ。もし状態がよくなったとしてもそれは彼らや彼らに関わるすべての人のおかげなのだ。私もその一部として、どんなに自分のやることに効果がないように思えてもやり続けていこう。彼らを取り巻く場のエネルギーが落ちないように自分の状態に気をつけていこう」
ということだった。

 この本は、人の苦しみを自分のことのように感じ、助けられず苦しみ、精一杯がんばって燃え尽きそうになっている人たちにまっさきに読んでほしいと思う。
 「ビー・ヒア・ナウ」の著者として有名なラム・ダスとその仲間が心温まる豊富な事例、たくさんの智慧の書からの引用を交え、「助けるってほんとは何だろう?」という問いかけを探っていく。本全体を通じて、瞑想者としての彼らの視点がいきている。
 
 

 

癒された死

著者・・・スティーブン・レヴァイン
出版社・・・VOICE

 病気、怪我、虐待、死等による苦痛や悲嘆は誰の人生にもかならずやってくるものだが、きたときの苦しみは絶大だ。避けられない苦痛に対する癒しとは何だろう?この分厚い本はそれについて、事例をあげ、美しい文章の瞑想法をのせ、こころやからだを癒すための気づきを促す。

 「車椅子にのった性悪」と看護師からあだなされた女性が、自身のがまんできない痛みを通して、同じ苦悩の床にあるすべての存在を感じ始め、変容する事例が出てくるが、彼女のハートが開いていく過程はもう涙なしにはよめない・・・。

 1~27章まですべて慈愛のこもった力作!

人生を変える4つの質問

著者・・・バイロン・ケイティ、、スティーヴン・ミッチェル
出版社・・・アーティストハウスパブリッシャーズ

 おともだちからの紹介で知った本。
 この本の著者は、”精神状態が悪すぎてこどもにはどなりちらし、あげくベットからおきあがることもできず・・・”という状態になるのだけれど、そのどん底から不思議なことがおこったのだ!
どん底のそのまた底に落ちて眠ってから目覚めたら、世界が一新し、前の自分ではまったくなくなってしまった。 どん底から一転ハッピーに!

  周囲の人が「なにがおこったの。どうしたらそんなに幸せそうにいられるの」」と質問されたことから、彼女は「ワーク」という技法を開発する。 自分自身の「こうであらねばならない」」という考えを4つの質問によって問い直し、反対の文章に書き換えるのだ!
  「こうであらねばならない」」はたんなる思い込みに過ぎず、現実ではないと知ると人はかわっていく。 思考のぐるぐるした悩みから開放されるのだ。

四つの約束:コンパニオンブック

著者・・・ドン・ミゲル・ルイス
出版社・・・・コスモスライブラリー

 先に出た4つの約束もおすすめだが、これはさらに詳しく解説。
4つだけ覚えていればOKというところが実践しやすくてグー。

1正しい言葉を使うこと。つまり自分に背かず、愛を分かち合うことに使うこと。
2なにごとも個人的に受け取らないこと。つまりたとえ馬鹿などとといわれても自分のことであると合意する必要はない。
3思い込みをしないこと。つまり人間関係等において「あいてはこうしてくれるはず」「こう思っているに違いない」などと聞きもしないで思い込まない。
4つねにベストをつくすこと。ベストはたおれるまでがんばることではない。瞬間瞬間体調や気分などによってベストは変わる。やりすぎずやらなすぎず、その日できるベストをつくそう。

と簡単にまとめてみたが、もっとふか~い奥があるのよ。 現代医学の医師にしてシャーマンの著者の洞察はすごいぞ!!

気楽なさとり方

著者・・・宝彩 有菜
出版社・・・日本教文社

 禅の十牛図を使ってやさしく思考の考えすぎ状態を止める本。
 イラストは谷岡ヤスジが描いていて笑える!著者の文章も笑える! 

思考の困った性質 
1「先へ先へとすすみ、ふつうこう考えたのはその前何を考えたからだっけとはならない」
2 「ぐるぐると同じところをまわる」 
3「解決がつかない問題でも解決しようとしてあがく」
などなど。

それに対する対処法も書いてある。
1「ストップ」という。
2「それは明日考えましょうね」という。
3「こんなに悩ませてくれてありがたい」という(びっくりして一瞬思考は止まり、ええ?ありがたくないけど、ありがたい理由って何かなあ?と考え出し、もとのぐるぐるからは開放される)
4思考の元をたどってみる
などなど。

  瞑想をすればするほどぐるぐる雑念が沸いたともだちは、これを読んですっきりしたそうだ。 とにかく師匠と弟子の”こまったけ”のかけあいがおもしろいので読んでみて。

「嫌いな自分」を隠そうとしてはいけない

著者・・・デビー・フォード
出版社・・・日本放送出版協会

 著者の実体験に基づいたハートがうずくようなエピソードと、自分のネガティブ面に気づくためのたくさんの瞑想の仕方が載っている本。
 
 その中でも大型バスにのって、自分のいろんな人格に会う瞑想は特にすばらしい!
  私はこれをやって自分の人格の中の嫌いな面がいやではなくなり、好きな面との分裂に費やしていたエネルギーが溶けてひとつになった。瞑想後はエネルギーがひとまわり大きくなる感じ!