Sunday, February 18, 2007

ふたりの老女

著者・・・ヴェルマ・ウォーリス
出版社・・・草思社
 「あちこち痛い」と愚痴ばかりこぼし、部族のお荷物になっていたアラスカ・インディアンの2人の老女が、食糧難の時に部族におきざりにされてしまう・・。

ここから80歳と75歳の2人のサバイバルが始まる。昔覚えた技を思い出し、痛む体にむちうち、食料のあるところまで旅し、家を作り、狩りをする2人のばあちゃんがかっこいい!

「人間年取ってもあきらめちゃあいけないね」と思わず勇気がわいてくる本。
もっともこの話の場合、生活スタイルが大昔から変わっていないから、年寄りの知恵も活きてくるのだけど、現代社会じゃつらいかな。
年取ってから新しいことを覚えるのは、ほんとに大変そうだからね。

でも60過ぎてから写真を勉強して80代で一流の写真家になった人とか、事業が倒産してから老夫婦2人でコーヒーの入れ方を習い、喫茶店を開いた人とか現実にいるから、病気じゃない限りなんとかなるのかも。

病気になっても、そのひととなりで周囲を明るくする人もいるしね。
自分のできることがある限り、それをして、周囲と関わっていくことが重要だね。